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FX取引の仕組みやルール

  • FXとは?
  • FXで利益を得る方法
  • レバレッジとは?


【FX取引の仕組みやルール】
■ FXとは?

FX(エフエックス)は「Foreign Exchange(外国為替)」の略です。
日本での正式名は「外国為替証拠金取引」と呼ばれています。
海外では「Forex」と呼ばれることが多いです。

これは日本在住であれば、ドルやユーロなどの通貨(外貨)を売買することで、
その買値と売値の差益を得ることを目的に行う取引になります。
つまり、国の通貨を別の国の通貨に交換して売買するお金の取引です。
一応、証券会社などでは「金融商品」として取り扱われています。
ですので、証券会社からすると商売です。

1998年に外国貿易法が改正され、銀行限定で取引されていたのを、
一般公開され取引がはじまったと言われます。
取引業者に預けた資金を担保(つまり証拠金)にして、
元手よりも何十倍もの金額で取引が可能になるので、人気を得ました。


■ FX取引の仕組み

2つの異なる通貨の交換(両替)が「FX(外国為替取引)」です。
この交換レートを決める市場のことを「外国為替市場」といいます。

この2か国の通貨を1つのペアにしたものを「通貨ペア」と呼びます。
「ドル(アメリカ)」と「円」である「米ドル/円」を取引する場合は、
通貨ペアは「米ドル/円」として表示されます。

FXは、土日祝日以外と一部の時間以外は、常に変動するレートになっています。
この為替レートは、基本的には需要と供給によって値段が決まります。
為替価格が安い時に買い、高い時に売れば、利益を得ることが可能です。

「米ドル/円」を例にすれば、ドルを買いたいという
需要が増えるとドル高の「円安」(円が売られる)になり、
ドルを売りたいという供給が増えると、
ドル安の円高(円が買われる)になります。

円の価格である数字が安いのに円高、逆に円の価格である数字が高くなったのに円安と、
少し混乱してしまうような表現になりがちなので注意しましょう。
1ドル110円から120円になった場合は円安が進んでいるといった具合です。
円を売ってドルを買っているといった風にイメージするとよいです。
こういう風に、価格である為替レートが決まっていきます。

為替レートは、国の情勢の状態を数値化して価格が変わっているわけではなく、
売買されている量や頻度により変化が起こります。
FXは、売買して価格が変化するため、
世界中の投資家たち(または証券会社やその利用者たちと)と
お金の奪い合いをしていると言えます。
取引でどういう戦いをしているか考えながら動いていると相場の考え方も変わります。

そのため、株式市場と違い「ゼロサムゲーム」なんて言われてたりします。
ゼロサムゲームとは、
参加者全員の合計得点が常にゼロとなる得点方式のゲームやその状況のことです。
手数料や税金なども引かれるので、結局マイナスに傾いているので、
参加者はもっと不利なのではとも考えます。


■ FXで利益を得る方法

FXでは、利益を得る方法が2つあります。

・通貨ペアの売買「キャピタルゲイン」
・通貨ペアの金利「スワップポイント」

に大きく分かれます。

通貨ペアの売買は、為替レートが安いときに買い、
高いときに売ると差額分の利益が得られます。
または逆である高い時に買って、安く売る手法もあります。
これの利益を「キャピタルゲイン」と呼びます。

取引を行った通貨ペア国の金利差のことを「スワップポイント」と呼びます。
翌日以降まで買いポジションを保持していた場合に1日分の金利収益が発生します。
短期売買のような形で取引する場合、ほとんど気にする必要がない要素になります。
金利10%の国と金利1%の国という2国の通貨ペアがあれば、
金利差9%が収益になるといった具合です。

こういった資産を保有中に得られる収益のことを「インカムゲイン」と呼びます。
保有する資産を売却することで得られる売買差益「キャピタルゲイン」と呼びます。
(こういう言い方があると覚えておくぐらいで大丈夫。)

スワップポイントによる収益を狙う場合は注意も必要です。
金利が変更された場合、取引金額に対して計算されるといったことを頭に入れておきましょう。
また高金利の国の通貨を売りポジションで持ち、
低金利の国の通貨を買う時には、逆に支払わなくてはならなくなります。

FXでは通貨を「売りから始める取引」で利益を狙うことも口座を持てば誰でも取引可能です。
また取引をするたびにポイントをもらえて、
1ポイント1円として使える証券会社も中にはあったりします。


■ レバレッジとは?

上記でも少し触れた元手の何十倍もの資金で取引できる仕組みに「レバレッジ」があります。
レバレッジとは、実際の資金よりも高額な取引を可能にする仕組みのことで、
国内FXでは最大25倍までの取引が可能です。
国内ではということは、海外では取り扱いが違うので、
海外は3000倍なんていうものがあったりします。

FXは、預けた証拠金の最大25倍の金額を取引できる仕組みと覚えておきましょう。
25倍のレバレッジだと、証拠金10万円をFX会社に預けると、250万円分の取引が可能になります。
ちなみに、レバレッジの割合を自分で変更し設定できる証券会社もあるので注意深く見てみましょう。


■ FXのリスクと損失が出るパターン

FX取引には主に以下5つのリスクが存在します。
損失が増えるのは基本以下のパターンになります。

・為替変動リスク - 想定と違い損失が出る価格へ相場が変動した場合。
・金利変動リスク - 通貨ペア国の金利差の縮小。
・スリッページ発生リスク - 相場に異変が起き(取引量が極端に少なくなるなど)、
 普段と違うレートで約定した場合。
・レバレッジリスク - 損失が出た時のリスクも倍率により増える。
・FX会社の運営方法による損失

特にやっかいなのがFX会社のやり方によっては基本的に損をすることです。
その要因の一つとしてFX会社の発注方法によるもので、大きく分けるとDD方式とNDD方式に分かれます。
(これもさらに細かく分けると意味合いが変化します。)
または、倒産などで資金が返金されないこともあり得ます。


■ ロスカットとは?

FXでは「ロスカット」という強制損切りされる仕組みが存在します。
一定の損失が発生するとFX会社によって自動的に強制決済されるので覚えておきましょう。
証拠金維持率が100%を下回ると、次の営業日に切り替わる時、自動でポジションが決済されます。

資産を守るためという意味合いでこのルールがあるようです。

計算式は以下の通り。
必要証拠金=取引価格×取引量÷25
証拠金維持率(%)=純資産÷必要証拠金×100

FXでは、様々なメリットやデメリットのルールが存在して取引されていることを理解しましょう。


FXの仕組み

 FX取引の仕組みやルール
 通貨ペアとは?
 円高・円安どちらで売買するか?
 スプレッドとは?
 レバレッジとロスカットについて
 スワップポイントとは?
 FXの取引時間はいつ?
 注文方法を使い分ける(成行・指値・逆指値・IFD・OCO・IFO)
 基本の取引手法と相場分析
 発注システムが不利になる裏側(NDD方式とインターバンク発注の仕組み)

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